大道芸観覧レポート モノクロ・フィルムでつづるkemukemu

大道芸、昔の広告、昔のテレビ番組、中井久夫、フーコー

昭和21年新年号

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

少年倶楽部」昭和21年新年号      (詩の部分の画像をクリックすると拡大!)




あらためて読んでみると、
宮沢賢治の「雨ニモマケズ」は、
少しでも負の経験を経てきた大人の私にとっても、
どこか心にしみいる詩である。

終戦直後の「少年倶楽部」新年号(昭和20年12月発売)は、
巻頭に「雨ニモ負ケズ」を掲載している。
このとき、当時の少年たちは、この詩をどううけとめたのだろうか。

ネットで検索してみたら、この「少年倶楽部」への掲載に影響を受けた人もいた。
国民学校2年生で迎えた終戦,戦後の出発は『少年倶楽部』とともにはじまった.・・・
昭和21年の1月号では宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を知った.
日本人としての誇りを失わず,生きろというのが,くりかえされたよびかけだった.」
(和田春樹)