大道芸観覧レポート モノクロ・フィルムでつづるkemukemu

大道芸、昔の広告、昔のテレビ番組、中井久夫、フーコー

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

潜水服は蝶の夢を見る

「潜水服は蝶の夢を見る」(監督 ジュリアン・シュナーベル) この映画は、レントゲン写真からはじまる。 黒澤明監督の「生きる」のように。 そして、目からの視点の衝撃的な映像。 シャルル・トレネの「ラ・メール(海) 」が流れる。 主人公は、死や病と向き…

昔の広告 (119) 昭和16年

「文藝春秋」 昭和16年4月号から トンボ鉛筆 「飛ぶよ 新武器!」といういかにも戦時体制の広告。 トンボ(鉛筆)→戦闘機のイメージなのだろうか。 しかし、それにしても 「3Bの鉛筆で執筆したら気持ちがよく書けた」とか 「特急鉛筆(ラビット)」、「…

昔の広告 (118) 昭和53年

「太陽」 昭和53年7月号から (*画像をクリックして拡大!) カティーサーク モデルは女優・真野響子さん(当時は劇団「民芸」・26歳) モデルの魅力を全面にうち出した広告。 シンプルなコピーがいい。 ・・・

昔の広告(117) 昭和40年

「週刊平凡パンチ」 昭和40年5月17日号から LASS(ラース) ネクタイ 当時の「平凡パンチ」には、 ファッションへのこだわりからか、紳士服関係の広告が多い。 この号だけでも、つぎの広告が掲載されていた。 オスカーのメンズウエアー、東京クロス…

プラノワ

2月10日(日)東京・上野公園 プラノワは、 目黒陽介さん(ジャグリング)と小春さん(アコーディオン)ユニット名。 お互いに気づかいながら、 パフォーマンスをしているのがわかる。 たしかに、 ちょっとタイミングがずれると、流れがぎくしゃくしてし…

メモ (7) 高野公彦

・・・・ 「朝羽(あさは)振り姉は飛びゆき夕羽ふり帰りこざりきこの庭の上に」 (高野公彦 『水木』) 万葉集などでは「羽振る(はふる)」は、 「溢れる(あふれる)」というような意味で、 揺れて寄せてくるようすのことをいうらしい。 おそらく、魂とか…

小春

2月10日(日)東京・上野公園 小春 「1988年一休さんの命日に 難産の末、アコーディオンを持って この世に生まれてくる。 千葉県出身 。 6歳の時サーカスのアコーディオン弾きと目が合い アコーディオンで生きていくことを決意 サンタさんにアコーデ…

目黒陽介

2月10日(日)東京・上野公園 目黒陽介 ジャグリングを中心としたパフォーマンス。 きたえられたスリムな体から、 難しい技をさりげなく繰り出す。 白いディアボロ(中国コマ)も、 この人に手にかかると、何やら妖しい生きものになる。 昨年の秋からアコ…

大内和己

2月10日(日)東京・上野公園 大内和己 津軽三味線で全国を門付行脚。 以前は、10年ほどプロのベースギターの奏者のジャズマンだったという。 「ジャズは自分にとって借り物の音楽で、 生まれ育った風土からしかその人の音は出てこない」と。 幼少時代…

みぎわ

2月10日(日) 東京都美術館前 みぎわ みぎわさんは、 劇団汎マイム工房であらい汎氏にパントマイムを師事、 亀田雪人氏主宰どん亀座「きまぐれな道化師たち」のレギュラーメンバー。 アコーデオンと歌、マイムとクラウン芸のパフォーマンス。 この日は、…

昔の広告 (116) 昭和16年

「文藝春秋」 昭和16年4月号から サロメチール サロメチールは、神経痛やリウマチへの 外用鎮痛消炎剤として大正10年に発売されたという。 いまでも健在。 4人が集まり、立って下を向き、うなだれている?。、 何を悩み、 何を反省しているのか・・・ 痛…

昔の広告 (115) 昭和44年

「若い生活」 昭和44年9月号から (*クリックして拡大!) 寺山修司抒情シリーズ 新書館 故 寺山修司さん 昭和10(1935)年-昭和58(1983)年 青森県弘前市に生まれ、 中学1年から小説、短歌発表。早稲田在学中「チェホフ祭」で新人賞。 詩人、歌…

昭和36年 オール日本・新人王ベストテン (中間発表)

「週刊アサヒ芸能」 昭和36年5月28日号から (*クリックして拡大!) この新人王ベストテンは、 昭和36年5月13日現在の中間発表。 橋幸夫さんは昭和35年(1960)に。 「潮来笠」でデビュー、日本レコード大賞新人賞受賞。 岩下志麻さんは昭和3…