大道芸観覧レポート モノクロ・フィルムでつづるkemukemu

大道芸、昔の広告、昔のテレビ番組、中井久夫、フーコー

2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

かごめかごめ (6・了)

・・・・・ (写真は書庫「大道芸」から) まだ終わっていなかった「かごめかごめ」 さて、神を招き、地上に降ろすには、 降りる場所、広場がなければならない。 そして、その中央に神がよりつく「中心」が必要である。 中心は、人(巫女・巫者など)だった…

昔の広告 (133) 昭和49年

・・・ 「週刊 少年ジャンプ」昭和49年8月26日号から オセロゲーム(ツクダ) 人だかり。オセロだっ。 日本の長谷川五郎が 現在のオセロのルールやパッケージを発表し、 日本では玩具メーカーのツクダが商標登録を行い、 昭和48年(1973)年4月に発…

かごめかごめ (5)

かごめかごめ (5) さて、民俗学者の柳田国男は、 「かごめかごめ」は、 神降ろし、神の口寄せの形が子どもの遊びとなって保存されたものという。 ところで、この神降ろし、神の口寄せというのは、 そもそも、どういうものなのだろうか。 古代は、 地上の…

かごめかごめ (4)

かごめかごめ(4) かァごめかごめ かーごのなかの鳥は いついつでやる 夜あけのばんに つるつるつッペェつた なべのなべのそこぬけ そこぬいてーたーァもれ (「竹堂随筆」から江戸時代中期の「かごめかごめ」) さて、「日本のわらべ唄」(上笙一郎)によ…

かごめかごめ (3)

かごめかごめ (3) かごめ かごめ かごの なかの とりは いついつ でやる よあけの ばんに つると かめが すべった うしろの しょうめん だあれ はじめの「かごめ」という言葉は、 このわらべ唄全体の解釈の出発点である。 この言葉の受けとめ方しだいで、…

かごめかごめ (2)

かごめかごめ (2) かごめ かごめ かごの なかの とりは いついつ でやる よあけの ばんに つると かめが すべった うしろの しょうめん だあれ 「かごめかごめ」のわらべ唄については、 現在、江戸中期と同じように「謎」、「暗号」とか 「本当は怖い話」…