大道芸観覧レポート モノクロ・フィルムでつづるkemukemu

大道芸、昔の広告、昔のテレビ番組、中井久夫、フーコー

軍国主義を論ず(幸徳秋水)

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帝国主義幸徳秋水著 明治34年 (即発禁処分)
「第3章 軍国主義を論ず」から




すでに、明治34年幸徳秋水によって、
古参兵の問題、徴兵忌避、脱走などの事実が指摘されている。

明治22年徴兵令では、満20歳の男子から抽選で3年の兵役(常備軍)とすることを定め、常備軍終了後は後備軍(予備役)としている。幸徳秋水が「三年」と書いているのは、そのこと。




岩波文庫の注>
*りょうれいのいろ・・・がむしゃらに命令するさま
*きつかい・・・こじきのこと(原文のママ)
*牛頭馬頭の呵責・・・・ごず、めず、ともに地獄の鬼。鬼のような責め苦の意味
*るいじゃく・・・・よわいの意
*あます・・・余すの意味
*蹉跌・・・・つまずくの意





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