大道芸観覧レポート モノクロ・フィルムでつづるkemukemu

大道芸、昔の広告、昔のテレビ番組、中井久夫、フーコー

ピカ (2)

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平成19年1月28日(日)井の頭公園
顔面紙芝居「ピカ」 




ピカさんは、年に数回、黄金バットの大行進大会も井の頭公園で開催している。
最近では、大人向けの「踊る顔面紙芝居」も披露。
小学校や児童館での公演もしているという。

一番上の写真は、黄金バット(ピカさん)が、
人間がつくってしまった怪獣ゴミラ(ピカさんの息子さん)と闘っているシーン。
そして、子どもたち。
ピカさんは、もともと子どもがもっている「元気」をひきだす名人である。

ピカさんは、子どものころ紙芝居を見ている世代である。

街頭での紙芝居は、昭和5年ごろから昭和30年代前半にかけて、
子どもたちの人気を集めた。(「紙芝居昭和史」加太こうじ著)
その後はテレビにおされ、街頭紙芝居は消滅した。
現在は、図書館で貸し出しをしている健全で、個室向きの紙芝居となって、
当時の紙芝居屋さんを囲んだ子どもたちや町の風景と離れてしまった。
紙芝居の復権と新しい試みを模索するピカさんに、
街頭紙芝居を見たことがある世代の一人として、拍手を送りたい。

客寄せのための出演前の音楽は、
寺内タケシとブルージンズのベンチャーズメドレーであった。