大道芸観覧レポート モノクロ・フィルムでつづるkemukemu

大道芸、昔の広告、昔のテレビ番組、中井久夫、フーコー

昔の広告 (91) 昭和18年

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「航空朝日」 昭和18年1月号から         (画像をクリックすると少し拡大!)
中山太陽堂・プラトン鉛筆 さくら印画紙 





この頃の広告の文字は、右から読むものと左からのものと
入り乱れている。
上のプラトン鉛筆の広告を、
試みに左から読むと(といわなくても読んでしまう!)、
なんだか「おまじない」のようで、やけに新鮮である。
注:読みにくい「る」の左は「微粒子の特許の油芯」
中山太陽堂、現在クラブコスメチックス化粧品。


下は、今日も明日も「決戦」という覚悟を強調した
いかにも戦時中らしい広告だ。
今日もさくら印画紙・さくら印画紙も決戦??・・・・・。
軍の言論統制下にあり、
広告にも、広告内容と直接結びつかなくても、
戦時への覚悟のスローガンを入れるよう奨励されていたのだろう。