大道芸観覧レポート モノクロ・フィルムでつづるkemukemu

大道芸、昔の広告、昔のテレビ番組、中井久夫、フーコー

福岡詩二

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野毛大道芸 4月21日~22日 
福岡詩二(うたじ)





大正時代に流行したヴァイオリン演歌。
「篭の鳥」、「金色夜叉」、「船頭小唄」など。
福岡詩二さんは、野毛の情緒あふれる柳通りの、いつものところで、
コミカルなトーク(漫談)をまじえながら、ヴァイオリン演歌を唄う。
ワイングラスに水を入れ、グラスハープの演奏もする。(写真右下)

はじめは俳優座養成所を卒業し俳優として活躍していたという福岡さん。
約40年前に、ヴァイオリンを使っての個人芸を開発し、
その後、大正演歌に着目したという。
プロの芸人では演ずる人のいなくなった大正ヴァイオリン演歌を絶やさないよう
現在、大正演歌の教室なども開いたり、弟子とともに寄席などで演じている。