大道芸観覧レポート モノクロ・フィルムでつづるkemukemu

大道芸、昔の広告、昔のテレビ番組、中井久夫、フーコー

マルカマシス

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1月6日・上野公園
マルカマシ




マルカマシスは日本で知り合った
南アメリカのペルー出身の2人が結成したグループ。
南米の民族楽器による「コンドるは飛んでいく」や「花祭り」も演奏するが、
最近は、ネイティブアメリカンの音楽や楽器に魅かれ、
演奏している。


私は、
彼らが演奏するネイティブアメリカンの音楽にふれて、
つい、雄大な自然と風景をイメージした。
そして、神に祈るような動作をしながら歌をうたい、
ネイティブアメリカンフルートを奏でる姿に圧倒された。
ときどき聴く南米の民族音楽と、どこかちがう魂のメロディ。


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大地だけが生きつづける。
自分の人生がわからなくなったり
自分がなぜ人に聞き入れられないのか、わからなくなったとき
わたしが話しかけるのはいつも大地だ。
すると大地は答えてくれる、
かつて先祖たちが
哀しみの涙で太陽が見えなくなったとき
彼らに歌ってやったのと同じ歌で。
大地は歌う、歓喜の歌を。
大地は歌う、賞賛の歌を。
大地は身を起こして、わたしをわらう、
春が冬に始まり、死が誕生によって始まることを
わたしがうっかり忘れるたびに。
(ナンシー・ウッド : 先住アメリカ人プエブロ族の民の生き方への共感を詩で表現)




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