大道芸観覧レポート モノクロ・フィルムでつづるkemukemu

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「シャロム」

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シャロム                          (*写真は書庫「その他」から)






「シャロム」
イスラエル民謡 【作詞】井田誠一

シャロム ハヴェリーム シャロム ハヴェリーム
シャロム シャロム
レヒットラオ レヒットラオ
シャロム シャロム

どこかでまたいつか 会えるさ
また会おう また会おう どこかで

きれいな思い出 抱きしめ
また会おう また会おう この山で

緑の星ふたつ 寄りそう
離れても 離れても 寄りそう

どこかでまたいつか 会えるさ
泣かないで 泣かないで さようなら
泣かないで 泣かないで さようなら



シャロームとはヘブライ語ユダヤ人の言語)で、
「平和、平安、安らぎ、穏やか」を意味する言葉だという。
ヘブライ語公用語とするイスラエルでは、
「こんにちは」と同じように、
あいさつの言葉 として使われているらしい。

出会うたびに、
お互いに「あなたが平和でありますように!」という
このことばであいさつを交わし、
一日も早い平和が訪れることを祈るという。
そして別れのときにも、お互いに「シャローム」と呼びかけあう。
出会いに互いの平安を確かめあい、別れに互いの平安を祈る。

いまもなお、
世界のどこかで、戦争、そして民族・宗教間の対立や事件、事故があり、
多くの人々が犠牲になっていることを考えれば、
そして、「一寸は闇」である世の中、
出会いと思いがけない別れ・・・・
この言葉のもつ意味は深い。


この歌は、歌声喫茶や山やキャンプのレクレーションなどでも歌われていた。

しかし、若いときには気がつかなかったが、
いま、あらためて、
この歌のシンプルなメロディとその訳詩にふれてみると、
歌のもっている重さと同時に力というものを感じる。

シャローム




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