立松正宏
上野公園・夏
立松正宏
雨が降っていない日の上野公園を歩いたことがある人なら、きっと、
この立松さんの演奏する心地よい音楽を聴いたことがあるにちがいない。
それほど、彼は上野公園での出番が多いのである。
私も、ときどき、この上野公園に来ているが、
立松さんが国立から楽器類を載せて走ってきた自転車の横で、
折たたみ式自作木琴(ザイラ)と両手両足で打楽器を一人演奏している姿を
よく見かけた。
自作の木琴ザイラで大道芸をしながら、
オーストラリアや北欧など各国を自転車旅行したという。
旅行記や写真を掲載する写真家、サイクリストとしての顔ももつ。
演奏しながらの「ブルーノート」という音階の説明も最初はむずかしかったが、
何回か聞いているうちに、なんとなくわかった気がしてくるのだから不思議である。
あたたかい癒しの音色に、歩いていた人がふと立ち止まり、
じっと耳をすまして聴いている。
私は、そんな風景が好きだ。
立松正宏
雨が降っていない日の上野公園を歩いたことがある人なら、きっと、
この立松さんの演奏する心地よい音楽を聴いたことがあるにちがいない。
それほど、彼は上野公園での出番が多いのである。
私も、ときどき、この上野公園に来ているが、
立松さんが国立から楽器類を載せて走ってきた自転車の横で、
折たたみ式自作木琴(ザイラ)と両手両足で打楽器を一人演奏している姿を
よく見かけた。
自作の木琴ザイラで大道芸をしながら、
オーストラリアや北欧など各国を自転車旅行したという。
旅行記や写真を掲載する写真家、サイクリストとしての顔ももつ。
演奏しながらの「ブルーノート」という音階の説明も最初はむずかしかったが、
何回か聞いているうちに、なんとなくわかった気がしてくるのだから不思議である。
あたたかい癒しの音色に、歩いていた人がふと立ち止まり、
じっと耳をすまして聴いている。
私は、そんな風景が好きだ。