大道芸観覧レポート モノクロ・フィルムでつづるkemukemu

大道芸、昔の広告、昔のテレビ番組、中井久夫、フーコー

グレゴの音楽一座

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8月3日(日) 東京都美術館入り口
グレゴの音楽一座


アメリカのロサンゼルス近郊で生まれ育ち、
現在は、日本で暮らすグレゴさんのワンマンライブ。
楽器が人形になり、人形が楽器を演奏する。
中世ヨーロッパ楽器の32弦ハープを弓で弾き、
そのほか独創的楽器などを織り交ぜ、民謡やダンス音楽の数々を演奏する。
グレゴさんが楽器を奏でると、妖精マージャ(上の写真中央)が動き出す。
下の写真は、グレゴさんがハーモニカを吹きながら、木の人形をあやつっているところ。
人形は中世のフォークダンスを踊って、さいごにピョコンとおじぎをした。
巧みな日本語によるたった一人の音楽一座は、なかなかにぎやかである。

ホームページによると、
グレゴさんは高校時代、ロックバンドのギタリストをしていた。
その後、芸術家の街サンフランシスコに移り住み、
中世の伝統的な民族ダンスや音楽の素晴らしさに目覚め、
世界音楽旅行を計画する。
スーツケース一つで、旅費を稼ぎながら旅行を続ける方法は無いものか...と、
考え出したのがワンマンライブバンドだった。
そして世界の街から街へ、いろいろなな国を巡る。
世界旅行がアジアにさしかかった1980年代後半、日本の美しい自然や文化、人々と出会う。
現在は、奥さん1人フェレット2匹に囲まれながら、日本で暮らしているという。

グレゴさんのすてきな演奏と音楽は、そんな旅と出会いから生まれたのにちがいない。