大道芸観覧レポート モノクロ・フィルムでつづるkemukemu

大道芸、昔の広告、昔のテレビ番組、中井久夫、フーコー

付録 マラムレシュの民家

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ルーマニア・マラムレシュ(1996)
民家



マラムレシュの多くの村々では古い樅の木の家をとりこわして、
新築されてきているというが、
村に入るとまだまだ、木造の家はあった。
窓は、蔓と蔓がからみあったような装飾になっている。


民家の門には、彫刻がほどこされている。
みやこうせいさんの本「マラムレシュ」によると、
聖書の「生命の樹」がモチーフで、若さあふれる生命の象徴し、
縄目で表現しているという。
天界、高みに上昇しようとする意志の暗喩だそうだ。

この門の彫刻をみていると、他のイメージもうかぶ。
十字架、同心円・太陽、車輪、渦巻き、蔓、蛇、・・・・
「永遠」のイメージ・・・


壁の全面に、絨毯の刺繍のようなデザインがされている新しい民家もあった。
よくみると、しっかり、門にあるような「生命の樹」のデザインが中央にあるではないか。



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