大道芸観覧レポート モノクロ・フィルムでつづるkemukemu

大道芸、昔の広告、昔のテレビ番組、中井久夫、フーコー

昔の広告 (110) 昭和48年

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「太陽」 昭和48年3月号から
サントリーオールド





「ダルマ」といえば、これだ。


1964(昭和39)年の東京オリンピックを境に、
日本は高度経済成長の波に。
昭和43年には、GNPが米国に次いで自由主義世界第2位を記録。

庶民が口にする酒の種類も、
ビールやウイスキーにとどまらず、バーボン、ブランデー、
ワインなど多岐にわたり、
ライフスタイルの洋風化と消費者の高級志向ヘ。

バーでのボトルキープの慣習が広まり、
“ダルマ”“タヌキ”の愛称で呼ばれ、
大きく需要を伸ばしつつあるサントリーオールドを、
これまで日本酒しか置いていなかった寿司屋、天ぷら屋、割烹、
さらには家庭にも浸透させようと、
「二本箸作戦」と呼ばれる一大キャンペーンが展開された。
(参考:サントリーWEB「オールドの歩み」)


いまとは少しちがっていた70年代のラベルをみて、
なつかしさを感じる人もいるにちがいない。




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