大道芸観覧レポート モノクロ・フィルムでつづるkemukemu

大道芸、昔の広告、昔のテレビ番組、中井久夫、フーコー

Daichi  (その2)

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2011年10月9日(日)「ヘブンアーティスト イン 新宿」
Daichi




人は、終了後に、何かを感じたとき、
感動を与えてくれた相手のところにまっすぐにかけより、
「よかった、楽しかった! ありがとう!」という思いで、
ごく自然に握手を求めてしまうものだ。
そのとき人は、とてもいい表情をする。


このDaichiさんも、
大道芸で、路上で、観客を巻き込み、
そして、老若男女の観客に大きな満足感を与える
稀有なパフォーマーのひとりである。

特に子ども・・・
舞台に上がった子どもは、
はじめのうちは緊張していても、
Daichiさんの愛情と巧みな導きによって、
だんだん緊張がほぐれるにつれ、
いつのまにか、表情に笑顔も出てくる。
やがて、Daichiさんの世界に入っていき、
なんと、Daichiさんと、
真剣に、いっしょに遊んでしまう。
そんな、子どものいきいきと変わっていく姿を見ると、
見ている私ども大人まで、なにやら幸せな気分になっていく。
路上という舞台にあがったその子どもにとっても、
きっと、一生の思い出に残る「遊び」にちがいない。


体のしなやかさを生かした、どこか哀愁感のあるパントマイム、
ディアボロ(中国コマ)など、芸の幅も広い。


今後、世界の路上での修行と活躍を、おおいに期待したい。




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