大道芸観覧レポート モノクロ・フィルムでつづるkemukemu

大道芸、昔の広告、昔のテレビ番組、中井久夫、フーコー

昔の広告 (130) 昭和38年

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「主婦と生活」 昭和38年4月号から     {*画像をクリックして拡大!)
ブラザーミシンほか




昭和30年代、家庭用ミシンは普及した。
(私の家にあったのは、たぶんリッカーの足踏みミシン)

メーカーによって、びみょうに脚部の型が異なっている。
この昭和38年頃は、電動ミシンも出始めているが、
やはり足踏みミシンが価格的にも一番安く、多く普及していた。

家庭用ミシンは、昔「義務としての家庭生活の必需品」だった。
日本でも、戦後の物不足の中でミシンは飛ぶように売れた。
その後、めざましい経済復興にともなう衣生活の向上により、
既製服市場が拡大。
既製服の普及にともなう社会的な衣環境の変化により、
「家庭生活を楽しむための必要品」に変わり、
そして、手軽な手芸・洋裁になくてはならない道具として、
「趣味」の分野に移りつつあるという。

手回しミシンから、足踏みミシン、電動ミシン、電子ミシン、コンピューターミシンへと進化、、

いまとなっては、昔の足踏みミシンの音がなつかしい。




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