大道芸観覧レポート モノクロ・フィルムでつづるkemukemu

大道芸、昔の広告、昔のテレビ番組、中井久夫、フーコー

Duo Abimanola (デュオ アビマノーラ)

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2012年4月28日(土)「第38回 野毛大道芸
Duo Abimanola (デュオ アビマノーラ)





ウクライナ人女性と日本人男性のアクロバットデュオ。
野毛大道芸、初出場!

二人で行うアクロバット・ハンドトゥハンドを中心に、
ボールジャグリング・デビルスティック・倒立芸、
エアリアルティッシュ・ダンスなどのパフォーマンスが、
つぎつぎと披露される。



いやあ、美しい・・・・
なんと美しいポーズだ。
ごつごつした感じのまったくない、
しなやかなアクロバット
しっとりとしたダンス、
そして静と動・・・
いままで、何組かの日本人や外国人のアクロバットを観たことがあるが、
このDuoほど、どの角度から見ても、
二人の手や足のラインが美しいチームはなかった。
また、このウクライナ人の女性の笑顔が素敵だ・・・・



と、しゃがんで、みとれているうちに
携帯電話をいつのまにか落としてしまった。
気がついたのは、演技終了後、立ち上がって投げ銭を入れたあと。
なんと、ズボンの左のポケットに入れたはず携帯電話がない!

大変なことになった。

大道芸観覧どころではない。
あちこち必死にさがしまわったが、ど、どこにもない。
なので、実行委員会の本部に行き落としものはないか聞いたが、
届けはないという。
本部から指示され、次に、大道芸の会場近くの、
あの橋のたもとにある交番に行き、遺失物届を出した。
悪用される可能性があるので、メーカーのショップへ行って、
届けを出してロックをかけたほうがいいと女性の警官から言われた。
あ、悪用ですかあ・・・・・
女性の警官は、店はここにありますよと明細地図を広げて、
私に教えてくれた。
こんなにすばやく、メーカーのショップがあるページを開けたところを見ると、
どうも、こんなことがよくあるらしい。

あくよう、あくようとつぶやきながら、
急ぎ足で、歩いて10分の伊勢佐木町の○○ショップへ行った。
そこで待つこと10分、
やっと届を出してロックをかけてもらった。
やれやれ・・・・
今回の野毛大道芸は、見たのはこの組だけだった。



携帯電話が使えないと本当に不便だ。
それから7日間、毎日、警察に電話照会したり、
夜、家に電話が来るのを待っていたが、
とうとう、
色、型、メーカーのそれらしき携帯電話は拾い物としての届けはなかった。
「世の中って、こんなものなんだ、ふん」と、
あきらめて、近くのショップに行って機種変更をした。
ポイント使っても、けっこう高い。


そんなショックがあって、すっかり、
フィルムをカメラ屋に現像・プリントしてもらうのを忘れていた。



しかし、つい見とれてしまい、
携帯電話をなくしたことにさえ気がつかないほど、
素晴らしく、美しいパフォーマンスであったことは確かだ。




・・・・・・・・・